2007年01月27日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡り total 3832 count

かちどき橋の資料館

Written By: 川俣 晶連絡先

 相変わらず、やるべきことの山に囲まれています。しかし、この週末は久々に緊急にやるべき用件が無く、この機会にどこかに行こうと思いました。行き先は、以前から知っていたかちどき橋の資料館としました。

築地の誘惑 §

 大江戸線の築地市場駅から降りると、そこには築地場外という食の誘惑が。しかし、夕方の時間では、ほとんどの店が閉まっています。いかにも高そうな寿司屋に入る気はないので、ざっと見ただけで店には入らずかちどき橋へ。

かちどき橋の資料館 §

 入場無料は気軽に入れます。

かちどき橋の資料館

 入ってすぐに小さくて単調だと感じました。

 たとえば、巨大な発電機を2台も並べて展示しているのに、モーターの展示は無い等、一貫性の無さや単調さを感じさせました。

 しかし、それは誤解だと気付きました。

 ここは、もともとかちどき橋の変電所だったのです。だから、ここに展示してある2台の発電機は、もともとそこに置かれていたものであり、2階部分にある電気設備ももともとそこにあった設備なのです。そして、この資料館の建物そのものが、絶好の展示物そのものです。2階部分から見回して、それを実感しました。2階からは天井にあるクレーンのレールなども、よく見えます。

 つまり、たいへんゴージャスな展示施設なのです。

かちどき橋を渡る §

 その後、近くの博多ラーメンの店で遅い昼食を取ると、かちどき橋を徒歩で渡りました。

 しかし、あまりに楽しい体験で、立ち止まりつつかなり長い時間を使って渡りました。

 可動橋の可動部分のつなぎ目を見たり、日本とは思えない風景を眺めたり。水上バス ヒミコが橋の下を通過するのにも遭遇しました。

水上バス ヒミコ

 うーん、夕暮れ時の撮影は色が嘘くさくなってしまいますね。W-ZERO3のカメラ機能は。

 (実はいつも使っているデジカメが故障していて、持って行けなかったのです)

 というわけで、そのまま勝どき駅から大江戸線に乗って帰ってきました。